1週間たって思うこと
はじめまして。内田千晴といいます。わたしは大学2年の後期から休学して一年間留学しています。
まず、わたしが留学をしようと思ったきっかけですが、わたしは大学に入る前から英語圏へ留学することは決めていました。なぜならわたしの就きたい仕事に英語が不可欠だからです。また、英語+αとして中国語を大学で専攻しています。ふつうは英語を専攻して中国語を第二言語としてとればよいのですが、英語をマスターするため留学することは決めていたので、大学では中国語を学び、使えるようになりたいと思い今の形にいたりました。
そしてなぜマレーシアを選んだかというまず一番は費用が安いということです。わたしは当初ロンドンへ1年間留学したいと思っていましたが、少し費用が高すぎるため悩んでいました。そんな時、親から同僚の娘さんがシンガポールへ留学したけどとてもよかったということを聞き、アジア圏への留学を考え始めました。まず、フィリピンは少し治安と生活の面で不安があったのでシンガポールと迷いましたが費用が思ったより安くないこと、またマレーシアでは中国語も使え、多国籍国家、宗教の違いに興味を持ったことから決めました。アジア圏の英語は独特のなまりがあり、文法も正しくないことがあるというマイナスの面もありますが、これからアジアがもっと発展していき、様々な人と英語で話す機会が増えることを考えると、この経験はとても意味のあることだと考えました。またわたしの学校には中東のひとが多く、普段では絶対出会えないような国の友達ができ、彼らの国のこともいろいろ聞くので、すごく多様性を生で感じます。
また、先生はネイティブなので、わたしが間違った文法や発音をしてもなんとなく分かってもらえますが、マレーシアに英語を母語とするひとはほとんどいないので、もしわたしが少しでも間違った発音やジャパニーズっぽくいうと聞き取ってもらえません。なので自然と発音に気をつけるようになりました。
そしてなにより思うのがマレーシアの人はとても優しいしフレンドリーです。クアラルンプールはいってもマレーシアのなかで一番の都会だと思いますが、日本の東京のようではなく、すごく気さくで、元気で、優しいです。わたしがわからないことを聞くと必ず親切に答えてくれますし、目があって笑うと微笑みかえしてくれます。なので知らない人ばかりのマレーシアですがいえばだれとでも会話をすることができ、英語の練習になるなあと思います。昨日はひとりでローカルマーケットにでかけ、おいしそうなものを食べているひとがいたので、同じものが欲しいと頼み、ひとりだったのであえて知らない人と相席し話しかけてみると、マレー語が読めないわたしに代わって頼んでくれて、なんと最後わたしの分まで払ってくれていました!出会ったばっかりのわたしにこんなにしてくれるなんて、本当に感激しました。電話番号を教えてもらったので、早く携帯を買い、お礼を言いたいです。
また先週は来てさっそくキャッシュカードをなくし、本当に不安で泣いてしまったのですが、銀行のひとがとても世話をしてくださり、本当に助かりました。ここまでしてくれるのかと感謝しきれないくらいです。その帰り日本語を勉強しているという人に出会い(こういう人はあやしいひともいるので気をつけなければなりません)、カフェで少し話したりしてすごく楽しかったです。
こっちにきてまだ1週間ですがわたしは本当にこの国を選んでよかったなと思います。なので留学を考えている方へ少しでも参考になるようにまた学校のことや日々のこと、マイナスの面が少しもないということはないのでそのことについてもまた書きたいと思います。
長くなりましたがとりあえず今日はこのへんで。