マレーシア留学ビザについて
マレーシア留学をする場合、学生ビザの申請が必要な場合と不要な場合があります。しかしビザ申請の要否については、統一の基準がありません。
大学、語学学校を問わず、学校、所持しているパスポートの発行国により異なります。ここでは、日本のパスポートを所持している人のお話をします。日本以外のパスポートをお持ちの方は、下記とは異なる場合がありますので、別途個別にお問い合わせください。
例えば、ある学校では３か月未満の短期留学の場合は、ノービザ（マレーシアではソーシャルビザと呼ばれていますが、日本のパスポート所持者は１回９０日間、年間最高１８０日間滞在できます。)で受け入れられますが、別の学校では、留学期間に関わらず事前に学生ビザの申請を要求される学校もあります。
なぜマレーシア留学学生ビザの基準は不統一なのか？
マレーシア留学をお考えの方は、留学ビザについて最新の情報を確かめなければなりません。友達から聞いた情報等は、その友達が留学した当時はそうであっても、あなたが留学する際にはビザ要件が変わっている可能性が大いにあります。
それでは、なぜマレーシアの学生ビザの基準は統一されていないのかについてご説明致します。
最大の理由は、過去の留学生の法令順守の度合いです。学校が手配した学生がオーバーステイ、不法就労、犯罪等の問題をたくさん起こすと、マレーシアの治安が悪くなる原因になります。そのため、マレーシアのビザを管理している移民局は、問題を多く起こす学校に対してはペナルティーとして学生ビザの発行要件を厳しくしています。
マレーシア留学ビザの発行要件は、逐次移民局において見直されており、変更は猶予期間等が設けられることなく『今後は…』という連絡が学校側から来ます。
マレーシア留学ビザ取得について
マレーシアの場合、学生ビザの手続きは日本のマレーシア大使館ではなく、学校を通してマレーシアにある移民局に対して行います。
マレーシア留学お申込みの時期について
日本出発前にマレーシア留学ビザの手続きが必要な場合、入学希望日の３か月以上前にお申込みいただく事をお勧め致します。
２か月前でも対応は致しますが、出発日になってもマレーシア移民局から許可レター（Approval Letter）が発行されず、出発や入学が遅れるリスクがあります。
各学校から移民局の仕事は担当者によってスピードがまちまちで、入学日を考慮することなく非常にゆっくりでマイペースと伺っております。
マレーシア留学をご検討の方、マレーシア留学を決めた方は、お早目の行動をお勧め致します。
