マレーシア大学進学という選択肢 | マレーシア留学ネットブログ

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マレーシア大学進学という選択肢:マレーシア留学ネット

こんにちは。

マレーシア留学ネットの山根です。

将来を考えた高校生の賢い進路選択』の記事で、自分にスキル(付加価値)を付ける事のお話をしました。

付加価値のポイントは、
・多くの人が手にしていないもの
・他人が簡単には手に入れられないもの
です。

上記を実現するためには、就職する、専門学校に通う、短期大学に通う、4年制大学に通うと色々な選択肢が考えられます。そしてどこに行くのが正しいかという答えはありません。

既に夢や目標がある人は迷わずその夢に向かって進めるのですが、問題は、かつての私のようにいざ高校を卒業するはいいものの、何をしたいのか何も思い浮かばない人たちです。

将来の進路に悩まれている人のために、1つのヒントとして、私は、『マレーシア留学』をご紹介します。

付加価値のポイントとしてあげた
・多くの人が手にしていないもの
・他人が簡単には手に入れられないもの
の2点からマレーシア留学を考えてみたいと思います。

まず1つ目の『多くの人が手にしていないもの』。

日本の専門学校、短期大学、4年制大学は全入時代と言われ、学校を選ばなければどこかしらの学校に入れるぐらい大衆教育化しています。つまり、大学卒業という学歴だけでは希少価値性がなくなってしまっています。

そして、有名大学であっても就職率は100%ではなかったりします。もっと言えば、有名大学より中途半端な大学の方が就職率が高かったります。これは、有名大学の大学生は、簡単にそこにたどり着いた人、たくさんの苦労をしてたどり着いた人、2つのタイプがありますが、どちらにしろ、周りの同級生たちよりも偏差値的にレベルの高い、エリート意識が無意識のうちについてしまっているので、就職も無名の小さな会社では受け入れられず、誰もが知っている世界的に有名な大会社、そして給与、休日日数などの待遇が良い会社で働きたいという思いが強い傾向がありますが、肝心の受け入れ側の会社の募集枠がかつてほど多くないのであふれ出てしまう人が少なくないからです。

要は、たとえ有名大学であったとしても単なる大学卒業という学歴だけでは、『多くの人が手にできる』のであなたの付加価値とはならないのです。

では、マレーシア留学はどうか?マレーシアには、2011年時点で97,000人の留学生がいますが、そのうち日本人留学生は約100人しかいません。97,000人という数がどれだけすごいかピンとこないと思いますので、日本にいる外国人留学生数をご紹介しますと、2011年時点では138,000人です。マレーシアの人口は2,855万人、そのうち首都クアラルンプールは167万人です。日本は東京(人口数日本1位)1,320万人、鹿児島(人口数日本24位)170万人、山口(人口数日本25位)144万人です。

つまり、東京×2ほどの人口の国、首都は中堅よりやや少ないような都市レベルの人口数の国に日本全体に匹敵するぐらいの留学生が世界中から集まっているのです。

ちなみに日本は2009年時点で125,000人の留学生を受け入れ、留学生受け入れ数で世界第6位でした。

何か魅力があるからマレーシアにはこれだけの留学生が世界中から集まっています。しかし、現時点ではそんなマレーシアには日本人留学生はほぼ皆無です。

あなたがマレーシアの大学に進学するという選択肢をとる事は、『多くの人が手にしていないもの』を手にする事ができるのです。

次に2つ目の『他人が簡単には手に入れられないもの』。

1つ目が高度な英語力
2つ目が専攻した学問の専門知識
3つ目がアジア人の理解、多様性の理解
です。

マレーシアの大学進学は、単なる英会話レベルではなく、専門的な領域の話を英語でできる高度な英語力を習得する事になります。そして、日本の大学のようにただ在籍していれば卒業できるような学校ではなく、日頃からしっかり勉強しなければなりません。課題、プレゼンテーション、ディスカッション等を通して専攻した学問の高度な専門知識を身につける事ができます。

そして、マレーシア留学を通して文化、習慣、宗教、価値観、考え方、常識の異なる人たちを理解し、その中で相手を尊重しながら物事を進めていく力を養う事ができます。

これらすべては、ちょっと海外に行ったぐらいでは手にする事ができません。つまり大きな付加価値となります。先ほど、『受け入れ側の会社の募集枠がかつてほど多くない』と書きましたが、有名企業で働くための入り口は広くはありませんが、これだけの付加価値を武器に就職活動に臨むとあなたは選ばれた人のうちの1人になれる可能性はかなり高くなります。

特に、経済の中心がアメリカ、日本、ヨーロッパなどの先進国からアジアなどの発展途上国に移りつつあります。多くの企業が欧米からアジアへ戦略の軸足を移動させていますが、肝心の人材がマレーシアへの留学生数からも分かるようにアジア対応へ追いついていません。つまり、安定職に就くのが難しい難しいと世間では言われていますが、ライバルがほとんどいない大きなフリー地帯が存在しているのです。

最後に、私がマレーシア留学をあなたに提案する大きな理由がもう1つあります。マレーシアの大学進学は、自宅から日本の私立大学に通う程度の費用でできるからです。あなたにとって海外留学といえば、マレーシアよりアメリカ、イギリス、オーストアリア、カナダ等を思いつかれる人が多いと思います。しかし、これらの国は、留学費用が日本の大学進学の何倍もかかる事はよくあります。つまり、経済的観点から誰でも気軽にできるものではありません。また、今多くの企業の求める人材として『アジアを理解できる人材』というのがありますが、欧米の大学ではこの部分に強く突き刺さるアピールができないからです。

自分は将来何をしたいのか、何が向いているのかよく分からないで、高校卒業後の進路を悩んでいる人は、みんなが行くから僕も私もと日本国内で中途半端な進学をするよりもマレーシアの大学に自分探しに行くのはいかがでしょうか?

今現在は、明確なものが見つかっていなくても、志高いマレーシア人、他国からの留学生からの影響を受けて僕は、私は、これをしたいという夢が見つかるかもしれませんよ。

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