マレーシアの大学と日本の大学の違い

こんにちは!

マレーシア留学ネットの山根です。

今日は、マレーシアの大学と日本の大学を比較する事により『マレーシアの大学の強み』について考えてみたいと思います。

こんな記事がありました。

国際教養大学に関するものです。まだできて10年ほどの秋田県にある地方公立大学ですが、旧帝大をしのぐ勢いで偏差値の高い大学に成長しています。

国際教養大学については、私がどうこう言える立場にはありませんので、触れませんが、記事の中に『人口知能(AI)であっても、0から1を生み出すイノベーションは人間なしにあり得ない。そうした人材を育てるには、大学などで土台となるリベラルアーツ(教養)教育を大事にすべきだ』というところがあります。

『0から1を生み出す』、丁度現在大学生、高校生の世代にこれを実施したのが『ゆとり教育』です。

受験型の詰め込み式教育では、アメリカのビル・ゲイツ(マイクロソフト社創業者)、スティーブ・ジョブス(アップル社創業者)のような天才は日本からは出てこない(・A・)999

という大号令で始まったものです。

結果は・・・・あなたがご存知の通りです。

国際教養大学の鈴木学長は、記事の中で『自分が何をしたいのか、何に向いているのか、自己と徹底的に向き合って個を確立する、それがリベラルアーツです』と言っています。

私は、ゆとり教育が失敗に終わってしまった理由はここにあると思います。

『自由に何でもやっていいよ~(・A・)』

と言われて、その自由を謳歌(おうか)できる人は、少ないと思います。自ずから何かに対して突き詰めて考える事がなかなかできないんです(泣)

ゆとりを与えるために、土曜日の学校をやめたりもしました。

そこであなたは何をしましたか?

ある人は、塾に行ったと思います。

急に土曜日は学校休み、円周率は3.14から約3に変更、授業内容も大幅削減等されて、多くのお父さん、お母さんは焦ったんです!!

こんなので将来受験が出来るのか?と。そこで心配になるので、余分に塾に行って学校でやらない事を補う(ふ~、これで一安心f(^ ^))

私立の学校なんかは、ゆとり教育になってもうちは土曜日も引き続き授業をしま~す(・A・)9と言って多くの受験生を獲得した学校もあったはずです。

でも、元に返ります。そもそも何のために『ゆとり教育』を始めたのか?

そう、

受験型の詰め込み式教育では、0から1を生み出すような天才が出てこないから

のはずでした。

でも、やってる事は今まで通り。でもこれはまだいい方です。天才になる前に、ゆとりを作っても、ゆとり教育の前と何も変わらず、土曜日は、何をしていたのか記憶に残らないようなダラダラとした時間を過ごし、勉強量が減った分だけ学力が落ちたという人が続出しました(悲)

学力低下が如実に表れてきたので、天才の輩出は置き去りになり、現在の形に急きょ舵を切り直しました。

そもそも天才向けの教育を凡人にするのは、簡単ではないと私は思います。

鈴木学長が言う『自己と徹底的に向き合って個を確立する』事が自発的にできる人って、本当に少ないと思います。100人単位ではなく、千人、1万人単位で数人という割合だと思います。

それ以外の人に対しては、ゆとり教育の場合、親が我が子の知的好奇心を引き出してやる必要があったんです。

例えば、あなたは政治って、興味がありますか?楽しいですか?

NHKでやっている国会中継とかチェックしていますか?

『○○君』って、国会では、総理大臣も、普通の大臣も、大臣じゃない人も、男性も女性も、みんな『君(くん)』付で呼ばれるんです(・A・)9(へ~)

えっ?

見た事ない?

国会議員にあなたの国の大事な政策を任せっきりで大丈夫ですか?

居眠りしていて会議に参加していない人もいますよ!!!

こんな事、今更言われなくても、一国民として国会中継を見たりして、政治に興味、関心を持った方がいい事はあなたもご存知だと思います。

でも、何も具体的な行動は起こせていないですよね?

国会中継って、そもそもつまらないんです。

見ていても眠くなってきます。だからNHKぐらいでしか中継されません。

でも、同じ政治でも、ジャーナリストの池上 彰さんが司会を務める選挙特番とかは見てしまったりしないでしょうか?しかも、一瞬じゃなく、気づいたら何時間も見てしまっていませんか?

池上さんは、人一倍勉強したり、調べたりしているので、予備知識のない素人に対しても分かりやすく、しかも面白く伝える事ができます。

そうすると凡人の我々でも政治をどのように見て行くのか分かりやすく、簡単に頭に入ってくるので少しでも興味や関心を持つ事が出来ます。

ゆとり教育では、あなたのお父さん、お母さんが、あなたのために池上 彰さんの役割を務めなければならなかったんです。

でも、これも簡単ではないんです!!

全てのお父さん、お母さんが、あなたが興味がありそうな事を、深く学び、調べて、あなたに分かりやすく紐解いていく事がなかなかできないのです。

お父さん、お母さんは、あなたを育てるために毎日仕事、家事等で大忙しです。人間なのでリフレッシュする時間も必要です。そうするとなかなか深く学び、調べてというところまで到達できないんです。

前置きが長くなりましたが、

もう一度記事を思い出しますと、

『この10年の間、早稲田大や上智大の国際教養学部など、リベラルアーツを前提におき、留学をおしすすめる学部を設置した大学は30校以上にのぼった。この潮流は今、国立大にも押し寄せている。』

とも書いてあります。

日本は、こんなに天才を育成する大学を準備してどうするのでしょうか?

私は、多くの大学が深く考えずにリベラルアーツを前提としたコースを新設していると思います。

なぜ、これほど多くの大学がリベラルアーツを掲げるのか。

それは単純に、国際教養大学の成功に自校もあやかろうという理由だと思われます。(もちろん、全てとは言いません。深い信念のもとに行っている大学もあると思います!)

私は、ここにマレーシアの大学と日本の大学の大きな違いがあると感じています。

私の母校、同志社大学は、新島 襄(じょう)によって設立されました。新島 襄は、140年以上も前(日本が鎖国状態から開国してまだ間もない頃)に『国際主義』を謳う(うたう)大学を設立しました。

今で言うと、国や民族の争いではなく、地球人としてまとまって、どうやって宇宙とやり取りしていくのかという宇宙主義?を掲げるようなものです。

140年前は、海外どころか、他の都道府県に行く事も一般庶民にとっては難しかったはずです。そして多くの人は、外国人すら見た事がなかったと思います。

140年経って今まさに新島 襄が掲げた『国際主義』(グローバル化)の時代が来ましたが、当時の一般庶民には、『国際主義』と言われても、『何を言っているんだこの人は?』状態だったと思います(笑)

同志社大学では、『国際主義』を掲げているために昔から留学生を積極的に受け入れているため中国、台湾、韓国等にも卒業生をたくさん輩出しておりそれぞれの国の偉人も少なくないようです。

このような長い先、未来を見越した志のもとにある大学は、同志社だけではありません。大隈 重信が設立した早稲田大学、福澤 諭吉が設立した慶応義塾大学等伝統校、名門校と呼ばれているところは基本的にそうだと思います。

偉人(カリスマ)が、長い先を見越した日本人の人材育成を考えた大学だからこそ長きに渡り人々から愛され今日に至っているものと思われます。

では、なぜ国際教養大学を追随したリベラルアーツを前提としたコースが増殖されるのか?

答えは、簡単で、日本の多くの名門、伝統大学は、歴史が長すぎ、既に創設者は亡くなっているからです。

もちろん、各大学共創設者の設立趣旨に沿った大学運営を行っていますが、凡人には、偉人、カリスマ設立者の様に遠く未来の事が予知(もしかしたら見えているのかもしれません)できないのです。

なので、少子高齢化で定員割れする大学が増える中生き残りをかけて、どうしても他の成功事例の追随、トレンド・ブームの追随をしてしまっているのだと思います。

その点、マレーシアの大学は、名門校と呼ばれる大学でも20~30年ほどの歴史しかありませんので、どこの大学の創設者も現役です。

彼らが考えている事は、日本の名門大学の創設者たちと同じで、壮大な夢と遠い未来を見据えた人材育成です。

長い先を考え、実際何十年、場合によっては100年単位で通用する本質の教育を受けられるところがマレーシアの大学の大きな魅力と私は考えています。

例えば、国際教養大学のリベラルアーツを表面的にコピーしたものの場合、我々マレージャパンの仲間たち(マレーシア留学ネットを利用してマレーシア留学されているお客様)の方がレベルが高いです。

教養学、裏を返せばこれといった専門性がありません。

記事の中にも『深い学びを得たい人は大学院に進学する。』とあります。
→ただこのレベルに達する『自己と徹底的に向き合って個を確立する』という国際教養大学が掲げる本質の部分までコピーできる大学はそう多くないと思います。

マレージャパンの仲間たちには、高い英語力があります!自分が専攻した分野の高い専門知識があります!

これはマレージャパンの仲間たちの成果物の一部です。

50年後、日本又は世界がどういう時代になっているか分かりませんが、彼らが取得した武器は、日本や世界がどういう時代になっていようが50年経っても通用する本質の武器を手に入れる事が出来ると私は考えています。

現在の学生が老後を迎えるまでには、社会に出てから40年、50年と超長期に渡って働き続ける必要がある時代になろうとしています。その時に、最後まで時代から求め続けられ常に先端を走り続ける事が出来る人財になっていると思います。

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